べつに放っておいても、まったく問題なく使えるほどの小さな欠け。そこまで気にしなければ、特に直す必要はないかもしれません。
でも、そこに金繕いを施してみると、以前よりもずっとそのうつわが好きになるかも。けっして主張せず、さりげなくキラリと光る金がとても良いアクセントになって、うつわの新たな魅力になることは間違いありません。
また、お客様をおもてなしする際などに使えば、きっと「なんてきちんとした方だろう」と好印象を持たれるでしょう。わざわざ直さなくても大丈夫だけれど、直せばその大きさ以上に良いことがいっぱいある。それが、ちょい欠けの金継ぎです。